鹿加工組合丹波

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鹿加工組合丹波(鹿の有効活用施設)

鹿加工組合丹波が丹波姫もみじの敷地内にシカ有効活用処理施設を設置
年間1,000頭規模のシカを処理する施設(建物面積約100m2)は、荷受場(26m2)、一次処理施設(12m2)、二次処理施設(18m2)、約20頭を保管できる冷蔵庫(2ヶ所約20m2 )、製品保管冷蔵庫(11m2)、事務所(23m2)などを備える。

1.はじめに

近年、日本シカの繁殖が農業・林業に多大の被害をもたらし目に余るものがあります。丹波市はこれまで捕獲したシカの大部分を土中埋設処分していたので、環境衛生面(悪臭・水質汚染等)や捕獲猟師から埋設場所がない等苦情が増え大きな問題となっていました。又、焼却処分に多大の費用がかかるため、「シカを丸ごと有効活用する方針」のもとに、シカ有効活用処理施設事業(補助事業)目標頭数1,000頭を解体処理・精肉加工する施設として整備したものです。

 

2.経過

(1)丹波市がシカ有効活用処理施設事業者公募 平成25年7月10日~8月8日
(2)丹波市シカ有効活用処理施設事業者審査会プレゼン 平成25年8月16日
(3)施設の設置、運営者を「鹿加工組合丹波」に決定 平成25年8月22日

(4)地鎮祭 平成26年1月9日
(5)完成 平成26年3月31日
(6)竣工式 平成26年4月16日

3.鹿加工組合丹波

(1)平成25年7月17日設立
(2) 構成員
  ① 兵庫県猟友会丹波支部 シカの捕獲、収集
  ② 株式会社丹波姫もみじ 食用シカ肉・加工品等の販売
  ③ 株式会社EGサイクル 非食用シカ肉・加工等のドッグフード販売
(3) 業務内容
  ① 捕獲したシカの収集(年間1,000頭)
  ② シカの分別 (食肉用、非食用) 解体・精肉
  ③ 食肉は、㈱丹波姫もみじへ 非食用は、㈱EGサイクルに販売
  ④ 内臓等の土壌還元材への活用研究
  ⑤ 廃棄部位の有効活用研究

鹿加工組合丹波

鹿加工組合丹波は、兵庫県猟友会丹波支部、株式会社EGサイクル、株式会社丹波姫もみじの三者がそれぞれの立場でお互いに協力して年間1,000頭搬入されたシカ1頭を丸ごと有効活用することを目指しています。

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